今週の正々堂々ロボットスポーツ番外編・ギロチはなぜ悪になったのか?

「疾風!アイアンリーガー」略してIL。観ていてふと思ったのですが、IL最大の悪役であるギロチは何故あんな性格になったのでしょうか? 観察眼や用心深さ等、ビジネスの才は確かにあるように感じます。オーナー会議でも実質、決定権を掌握しているようですし。しかし「リーガーを人間が操る」というカースト制度の徹底ぶりは何なんでしょう。ここを色々と妄想してしまうわけです。ギロチはよほど心が歪むような経験をしたのではないか、と。
例えば巨万の富を受け継いできた家系で、両親が早くに離婚。財団を継いだ方の親に引き取られて育つも、もう片方の貧しい親のことも見ている内に上昇志向と支配者欲求を植え付けられた、とか。
もしくは欠陥持ちだったロボットや高飛車なロボットのせいで屈辱を味わい、ロボットへの復讐心に燃えて一代にして財団を築き上げ、ピラミッドの頂点を目指した、とか。
或いはこの両方かもしれません。裕福な片親の元で育ちつつ、もう片方の捨てられた親はロボットより下の立場の貧民層、なんて環境だったら…。ロボットにも人間にも優位に立とうとする姿勢にはよほどの原動力がありそうな気がします。
ギロチなんて名前を付けた親もどうかと思います。この響きから連想するのはどうしても処刑用具の代表、ギロチンでしょ。力強さと恐ろしさはあるけれどマイルドな要素ゼロ。名は体を表すって良く言ったものです。
財団が「ダーク」なんて名前なのも何ゆえでしょうか。闇、暗がり…。真っ当=ホワイトなやり方ではギロチの望むものは手に入らなかったのでしょうか。或いは厨二病を延々こじらせてる? 確かに「ダーク」という響きはカッコイイですけれども。セクションXや8話のVのやり方からして警察も買収済みかも。特にVなんて明らかに犯罪でしかない悪行。
諜報機関「セクションX」と秘密工作機関「セクションV」のアルファベットも気になります。Xの方は、憶測ですが「未知数の物事を解明する」という意味があるのでは。Vの方は、単純に「バイオレンス=障害の破壊」でしょうかね。Xで入念に調査し、手段を選ばないと決断したらVを動かす…この周到さもギロチの才と言えるでしょう。
アイアンリーグでラフプレイが蔓延した元凶がギロチだとしたら、暴力的なショーで資金を得て確実に試合に勝ち、スポンサー獲得やリーガー開発・試験の人材と資材の確保、という基盤をガッチリ作っているのでしょうね。ラフプレイ特化のリーガーを製造しては実験してスクラップの山を積み上げてますし。十郎太をスカウトしようとした時といい、金の力で権力を維持してきたのでしょう。
ではその資金源は一体? ギロチの過去やダークスポーツ財団の発端等は、本編では今の所明らかになっていません。今後この悪の闇が暴かれる時が来るのでしょうか? シルバーがフェアプレイを貫いていけば、ダークにも何かしらの変化が及んでいくのでしょうか? 試合以外にも卑劣な手段でシルバーを脅かし続けるダーク。その頭目であるギロチはいつか報いを受ける時が来るのでしょうか?
今はまだ嵐にもまれ、それでも少しずつギロチを警戒させているシルバー。彼等の正々堂々の戦いはリーグの新たな風となるのでしょうか。今後のカギを握るのは恐らく、支配体制に苛立つゴールド三兄弟と謎を秘め続けるマグナムエース。そして次回、9話でバスケリーガーとしての本領を発揮するであろうトップジョイ。ドラマの展開、見逃せません! 早く次の日曜日になれーっ!

今週の正々堂々ロボットスポーツ番外編・ギロチはなぜ悪になったのか?